誰のせいでもない環境を変える為に~支援者さんの想いの形~

こんにちは。ゆらりです。

「その状況、なんとかしたいんですよ。」

私が「ADHD/ASDを隠している事自体でエネルギーを消耗して、それでミスしてる部分もある。

私も仕事を辞める理由で言って、奇跡的に理解ある方だったから今も働けてるけど、言えない時は常に怯えてました。」

そう言った時、何か特別な感情を込めて言った支援者さん。

今回は、その支援者さんと、その方が現在進行形で実施している「環境を変える」プロジェクトの御紹介です。

いわゆる支援者さんに相談をして「参考にならなかった」「役に立たなかった」という声をたまに聞きます。

その経験上、あまり頼ろうとしなくなったとか。

それって、もったいない事だと思います。支援者さんって、きっと日本に何千人かは居るので、まだ沢山頼りにして良い方が一杯居るはずです。

もし、ネガティブな印象を支援者さんに対して持っている方が「別の支援者さん探してみるか」と思ってくれたら嬉しいと思って書いています。

頼れる支援者の方って、あなたがまだ出会っていないだけかも知れません。

見た事ある・・・と思った横顔

その方とはクリスマスも近い日の、対話のイベントで実際に御会いしました。実は以前から知っちゃってたのですが。

お話したのは対話イベント後の立食形式のホームパーティの時でした。

料理がキッチンで出来る度に運ばれてきて、鳥の丸焼きが机の上に置かれた時です。

どう切れば良いかわからず、ちょっとだけ食べられている鳥をナイフを持ちながら困って眺めていると「切りますよー」と声を掛けてくれる方が居ました。

「シェフしてたの本当だったんですね。疑ってたわけじゃないけど(笑)」

「腕を披露する機会が無いから(笑)」

と、近くの方と談笑しながらあっという間に切り分けた方は…「境遇の選べ無さからくる居心地の悪さ」という最初の対話テーマを出した元エンジニアの支援者さん。

支援をしていると(自分より世帯収入が多い…)など、自己責任論を考えてしまう時がある。

けれど、その方がその立場に居る事自体は、その人の責任でも無いし、誰にも分からない辛さを抱えているかも知れない、とも同時に考え、なんとも言えない居心地の悪さを感じる時がある。

という、このテーマを出した想いを話していた方でした。

鳥を切り分けて頂いた御礼を言って、改めてお顔を見ると(私は基本、対話の時はメモをしているので、人の顔をしっかり見る余裕がありません。)なんだか見覚えがありました。

あ、twitterで一時期何回も見掛けた。

「発達障害支援の未来像」ってトークイベントのレポートを書いた方だ!…多分(汗)

20190830「発達障害支援の未来像」参加レポート

記憶力には全くもって自信が無かったのですが、恐る恐る聞いてみると、御本人でした。良かった。

外に出掛けるのがしんどい当事者や、時間や場所の関係で参加出来なかった当事者から、ブログの反響があった事を伝えると「書いた甲斐がありました」と本当に嬉しそうな様子でした。

ブログの話をした後、最近は就労支援での発達障害の方が増えているので、職業相談業務に携わっている方々も勉強会をしていて、私も当事者として少し話をする機会があった事を話すと「他の支援者さんも理解に努めている事が知れて嬉しい」と自分の事のように喜んでいました。

また、相談業務の支援者の方は、再度来てくれるかわからない相談者に対して、継続した支援をするのが難しい様子でした、と私が話すと「そんな時は相手が欲しい情報量の70%で止めて、残りは次回来たら…みたいな感じで相手が再度来てくれるようにします」と支援ノウハウも教えてくださいました。

もしかしたら、情報量が足りなくて支援者さんに対して不満を持った方は、継続して助けようとしてくれた支援者さんだったかも知れないですね。

もう一度頼るのもアリかも知れないですね。

話をしていると、時間があっという間に過ぎ、私が帰る時間になったので、挨拶をして帰ろうとしました。

すると「最後の1枚だけど、これ。話をしてくれてありがとうございます」と言って名刺をくださいました。

今から形にしていく「環境」の支援

その対話イベントから数日が経ち、twitterのタイムラインを眺めていると、見覚えのある顔と共にクラウドファンディングのプロジェクトが流れてきました。

あ、寺戸さんだ。

「その状況、なんとかしたいんですよ。」

私がADHD/ASDを隠して働いていた時の事、他の方が現在もクローズ就労で疲弊しながら働いている事を伝えると、そう仰っていました。

記憶力が悪いのに、やたら感情の込もった、その言葉は耳に残っています。

発達も、そうでない人も、御互いが仕事を安心して出来るようになるアプリ「CONDUCTOR(コンダクター)」

発達障害者の職場でのコミュニケーションを改善して働きやすい環境を作る

実現したら、本当に働きやすくなるかも知れない。

あと残りわずかの日数。是非、形になって欲しい。

以上、とある支援者さんと、プロジェクトの御紹介でした。

支援者さんに失望している、あるいは頼ろうか躊躇っている当事者の方…きっと手を取って支えてくれる支援者さんはきっと居ます。

ではまた。

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