コミュニケーションについて~可愛いの意味による受け止め方の違いから~

こんにちは。ゆらりです。

今回はしっかり書籍を参考にして…とかでは無く、ただ思った事を率直に書きます。

「同じ言葉でも解釈の違いがこんなにもあるのか…」と思いました。

【言葉の意味にこだわる人】と【言葉の意味はあるけど適応範囲が広い人】と【多義語として使う人】がいて、誤解が生まれる時があるなあ、というお話です。

※ASD女性と文中にありますが、思考が男性寄りの女性、ぐらいの意味です。

可愛い、とは?

先日、ASDのコミュニケーションの取り辛さに関してツイッターで私のタイムラインが賑わっておりました。

その具体例として「ASD女性が、多数派の女性が使う【可愛い】を信用出来ない」という意見がありました。

実際に、ASDは「超男性脳仮説」があるぐらい、男性的な思考回路の方が多いと言われています。

簡単に言えば共感よりも論理を優先するタイプですね。

ASD女性が思う、多数派女性の意見を簡単にまとめると

  •  挨拶がわりのように【可愛い】と言う(なんでもかんでも可愛いと言う)
  • 【可愛い】の定義が曖昧過ぎて分からない。人にも食べ物にも【可愛い】という
  • 社交辞令の【可愛い】がある
  • 見下している時の【可愛い】もある
  • 取り敢えず言っておけば場が上手く回る便利な言葉。特に意味が無い事も多い

つまりは「相手が【可愛い】を使った場合どの意味かわからない」ので混乱するんですね。見下されてたら凄く嫌です。

私も「言葉って意味があるでしょ?思ってないのに【可愛い】って言うの、不誠実じゃない?!」と思うタイプです。

ASD女性は「本当に可愛い思った時にしか、【可愛い】を使わない」傾向にあるんでしょうね。きっと。

一方、このような意見もありました。

なんでもかんでも本当に可愛いと思ってしまい【可愛い】を連呼する

…おお。ストライクゾーンが凄く広い方です。

【可愛い】の言葉に警戒してしまうのは「見下している時」のネガティブな意味もあり得るからです。

(この方は実際にそうですが)裏表が無い方で、本当に【可愛い】を連呼しているのであれば、理解出来ます。

この用法で【可愛い】を使っている方に言われたら、素直に受け止められるかも知れないです。

補足

ちなみにASD女性は、外見より中身を褒められる方が嬉しいかも、という御意見も。

これはもしかしたら「個人そのものを、具体的に褒めているから」かも知れませんね。確かに、裏の意味が無く、わかりやすくて安心します。

終わりに

可愛いのストライクゾーンが広くて本当に可愛い、と連呼している方の存在を知る事が出来て、個人的な学びになりました。本当に思っているなら言いますよね。

女性の【可愛い】は場の潤滑油。これを言っておけば取り敢えずオッケー。

…意味がわかりませんが、そういうルールなのでしょう。

相手が「どんな意図で【可愛い】を使っているか知りたい」と思ったゆらりでした。

※ツイートの引用を止めて欲しい要請は応じさせて頂きますので御連絡ください

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